保育園の費用はいくら?認可・認可外の保育料と無償化をわかりやすく解説
これから保育園に入園させる方や、産休中で入園を検討している方にとって、いちばん気になるのが「保育料はいくらかかるの?」ということですよね。
結論からいうと、認可保育園は世帯の所得(住民税の所得割課税額)に応じて市町村が決め、認可外保育園は園が独自に設定します。 さらに2019年10月からの幼児教育・保育の無償化で、3〜5歳児クラスは保育料が無償になりました。料金の仕組みと、毎月・入園時にかかる費用を具体的に解説します。

そもそも保育園ってどんなところ?
結論から言うと、保育園は保護者が働いていたり病気などで家庭で保育ができない場合に、家庭に代わって子どもを保育する施設です。
- 0歳〜預けられる(園により最短で生後2カ月から)
- 7時半ごろ〜17時・18時ごろまで預けられる(延長保育がある園も)
- 給食が義務付けられている
認可保育園と認可外保育園の違い
結論から言うと、保育園には認可保育園と**認可外保育園(無認可)**があります。
- 認可保育園…国が定めた基準を満たし認可された保育園。国や自治体が運営費をまかなうため保育料が抑えられている
- 認可外保育園…基準を満たしていない、または独自の方針で民間が運営する保育園。費用は高めだが、夜間・病児保育など柔軟なサービスがある園も
種類の違いは認可・無認可の違いの記事、入園の進め方は保活マニュアルの記事で詳しく紹介しています。
認可保育園の保育料の仕組み
結論から言うと、認可保育園の保育料は、世帯の住民税の「所得割課税額」をもとに市町村が決定します。国が所得に応じた上限額(階層別)を定め、その範囲で各市町村が設定するため、同じ自治体ならどの認可保育園でも料金は同じです。保育料は毎年見直され、切り替えは原則9月です。
- 所得が高いほど保育料も上がる
- 3歳未満クラスは3歳以上より高め(0歳児は特に高くなりがち)
- 就学前のきょうだいが同時利用する場合、年長の子から2人目は半額、3人目以降は無償
具体的な金額はお住まいの市町村が公表しているので、自治体のサイトで確認しましょう。
認可外保育園の保育料
結論から言うと、認可外保育園の料金は園が独自に設定します。認可より安くなることはほとんどなく、月4万〜6万円程度が一つの目安ですが、園によって大きく異なります。
幼児教育・保育の無償化で3〜5歳児は無償に
結論から言うと、2019年10月からの幼児教育・保育の無償化により、保育料の負担が大きく軽くなりました。
- 3〜5歳児クラスのすべての子ども … 保育料が無償
- 0〜2歳児クラスの住民税非課税世帯 … 保育料が無償
ただし、認可外保育施設などを利用する場合は「保育の必要性の認定」の手続きが必要です。対象範囲や上限額は幼児教育・保育の無償化の記事で解説しています。
その他に保育園でかかる費用
結論から言うと、無償化後も保育料以外に次のような費用がかかります。
| 費用 | 目安 |
|---|---|
| 保護者会費 | 月500円前後 |
| 写真代 | 1枚50〜100円 |
| 延長保育料 | 1回200円〜、月極3,000円前後など |
| 給食費 | 無償化後は別料金のことが多い(認可外は月1万円前後) |
| 絵本代 | 月450円ほど |
| 冷暖房費 | 月300円前後 |
一般的な認可保育園では、保育料に加えて月2,000〜3,000円ほどかかると考えておくとよいでしょう。
入園時にかかる費用
入園時には、お昼寝布団セット・体操服・上履き・通園カバンなどの準備品で、合計2万円前後かかるのが一般的です。おさがりやネット購入で抑えることもできます。3歳以上は粘土や画材などで+4,000円ほどかかることもあります。通園バッグはかわいい通園リュックの記事も参考にしてください。
まとめ
保育園の費用は、認可・認可外、自治体、子どもの年齢によって大きく変わります。
- 認可は所得に応じて市町村が決定、認可外は園が独自設定
- 無償化で3〜5歳児クラスは保育料が無償(0〜2歳は非課税世帯が対象)
- 給食費・延長保育料・準備品などは別途かかる
自治体によって保育料や支援の手厚さが異なるため、お住まいの自治体の情報を必ず確認しましょう。幼稚園の費用はこちらの記事で解説しています。
よくある質問
- Q. 保育園の保育料はどうやって決まりますか?
- A. 認可保育園の保育料は、世帯の住民税の所得割課税額をもとに市町村が決めます。国が定める上限の範囲で市町村が設定するため、同じ自治体ならどの認可保育園でも同額です。認可外は園が独自に設定します。
- Q. 保育料はいくらくらいですか?
- A. 認可保育園は世帯の所得によって幅があり、3歳未満クラスで月2万〜3万円程度が一つの目安です(自治体・所得により大きく異なる)。認可外は園が独自に設定し、認可より高めになる傾向があります。
- Q. 無償化で保育料はかからなくなりますか?
- A. 2019年10月からの幼児教育・保育の無償化により、3〜5歳児クラスは保育料が無償です。0〜2歳児クラスは住民税非課税世帯が対象になります。ただし給食費(副食費)・延長保育料などは別途かかります。
- Q. きょうだいがいると安くなりますか?
- A. 認可保育園では、就学前のきょうだいが同時に利用する場合、年長の子から数えて2人目は半額、3人目以降は無償となる軽減措置があります。自治体によってさらに手厚い場合もあります。