ロタウイルスワクチンとは?定期接種の対象・回数・接種期限と注意点を解説
文:おはママ編集部
赤ちゃんがかかりやすいロタウイルス胃腸炎は、重い脱水を起こすこともある病気です。その予防に有効なロタウイルスワクチンは、いまや定期接種となっています。
結論からいうと、ロタウイルスワクチンは2020年10月から定期接種になり、原則無料で受けられるようになりました。口から飲む生ワクチンで、1価(2回)と5価(3回)の2種類があります。 初回は生後14週6日までに始めることが大切で、これは腸重積のリスクと関係します。対象・回数・注意点を解説します。

ロタウイルスワクチンとは
結論から言うと、ロタウイルスによる胃腸炎を予防する、口から飲むワクチンです。
ロタウイルス胃腸炎は乳幼児がかかりやすく、激しい下痢や嘔吐で重い脱水を起こすことがあります。ワクチンで重症化を防ぐことが期待されています。病気そのものについてはロタウイルスの記事もご覧ください。
- 2020年10月から定期接種(2020年8月1日以降に生まれた赤ちゃんが対象)
- 定期接種は原則無料
- 口から飲む生ワクチン
種類・回数・接種期限
結論から言うと、2種類のワクチンがあり、初回を始める時期が決まっています。
| ワクチン | 回数 |
|---|---|
| 1価(ロタリックス) | 2回 |
| 5価(ロタテック) | 3回 |
- 初回接種…生後6週から受けられ、遅くとも生後14週6日までに始める
- 2回目以降は27日以上の間隔をあける
- 他の予防接種(B型肝炎・小児用肺炎球菌・五種混合など)と同時接種が一般的
どちらのワクチンを選んでも予防効果は期待でき、途中で種類を変えないのが原則です。
接種期限と腸重積の関係
結論から言うと、初回の接種期限は「腸重積」のリスクに配慮して定められています。
腸重積は、腸の一部が隣の腸にはまり込む病気で、すみやかな治療が必要です。月齢が進むと自然に起こりやすくなり、またワクチン接種後1〜2週間は通常よりリスクがやや高まるとの報告があります。そのため、腸重積が起こりにくい早い時期に初回を受けることがすすめられています。
接種後に次の症状があれば、すぐに医療機関を受診してください。
- 激しく泣く、機嫌が悪い状態を繰り返す
- 繰り返し吐く
- 血便(イチゴジャムのような便)
- ぐったりして顔色が悪い
まとめ
ロタウイルスワクチンは、赤ちゃんを重い胃腸炎から守る定期接種です。
- 2020年10月から定期接種、原則無料(口から飲む)
- 1価(2回)と5価(3回)の2種類
- 初回は生後14週6日までに始める(腸重積への配慮)
- 接種後の血便・繰り返す嘔吐などはすぐ受診
接種のスケジュールや種類の選び方は、かかりつけ医に相談してくださいね。
よくある質問
- Q. ロタウイルスワクチンは定期接種ですか?
- A. はい。2020年10月から定期接種になり、2020年8月1日以降に生まれた赤ちゃんを対象に、原則無料で受けられます。口から飲むワクチンです。
- Q. 種類と回数は?
- A. 1価ワクチン(ロタリックス、2回接種)と5価ワクチン(ロタテック、3回接種)の2種類があります。どちらを選んでも予防効果は期待でき、医療機関で接種します。
- Q. いつまでに接種すればいいですか?
- A. 初回接種は生後6週から受けられ、遅くとも生後14週6日までに始めることが大切です。これは、月齢が進むと腸重積のリスクが高まることに配慮した期限です。スケジュールはかかりつけ医に相談しましょう。
- Q. 接種後に気をつけることは?
- A. 接種後1〜2週間は腸重積に注意が必要とされています。激しく泣く・繰り返し吐く・血便(イチゴジャムのような便)・ぐったりするなどの症状があれば、すぐに医療機関を受診してください。
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