ロタウイルスの症状と予防法は?ノロウイルスとの違い・ワクチンも解説
文:おはママ編集部
赤ちゃんが急に激しい下痢や嘔吐をすると、とても心配になりますよね。冬から春に流行するロタウイルスは、乳幼児がかかりやすい胃腸炎の代表です。
結論からいうと、ロタウイルス感染症は主に0〜6歳の乳幼児がかかる急性胃腸炎で、水のような下痢(白っぽくなることも)や嘔吐、発熱が主な症状です。 脱水が重くなると入院が必要になることもあります。2020年10月からはワクチンが定期接種になりました。気になる症状があるときは自己判断せず受診しましょう。

ロタウイルス感染症とはどんな病気?
結論から言うと、ロタウイルスは乳幼児に多い、急性胃腸炎を起こすウイルスです。
- かかりやすい年齢…主に0〜6歳の乳幼児
- 主な症状…水のような下痢(白っぽい便になることも)、嘔吐、発熱、腹痛
- 流行時期…冬から春
- 経過…回復まで1週間ほどかかることがあり、ときに重い脱水を起こす
何度もかかることがありますが、一般的に2回目以降は軽くなる傾向があるとされています。
ノロウイルスとの違い
結論から言うと、ロタとノロはどちらもウイルス性胃腸炎ですが、流行年齢や感染経路に違いがあります。
| 項目 | ロタウイルス | ノロウイルス |
|---|---|---|
| かかりやすい年齢 | 主に乳幼児 | 全年齢 |
| 流行時期 | 冬〜春 | 主に冬 |
| 便の特徴 | 白っぽくなることがある | さまざま |
| 感染経路 | 接触・経口感染 | 接触・経口、汚染食品(食中毒)も多い |
見分けが難しいこともあり、診断は医師に委ねましょう。
脱水に注意し、水分補給を
結論から言うと、ロタウイルスでいちばん注意したいのは脱水です。
- 経口補水液などで、少量ずつこまめに水分をとる
- 一度にたくさん飲ませると吐きやすいので注意
- 次のようなときは早めに受診を:水分がとれない、おしっこが半日以上出ない、ぐったりしている、くり返し吐く
予防接種と家庭での対策

結論から言うと、ワクチンと正しい嘔吐物処理が予防の柱です。
- ロタウイルスワクチン…2020年10月から定期接種(原則無料)。口から飲むワクチンで、生後早期から決められた回数を接種します
- 嘔吐物・便の処理…ロタウイルスはアルコールが効きにくいため、使い捨て手袋・マスクを使い、次亜塩素酸ナトリウムで消毒。処理後は石けんで手洗い
出典: 厚生労働省 | ロタウイルスワクチン、厚生労働省 | ノロウイルスに関するQ&A
まとめ
ロタウイルスは、乳幼児に多い冬〜春の胃腸炎です。
- 主に0〜6歳、水様性の下痢・嘔吐・発熱が特徴
- ノロより乳幼児に多く、白っぽい下痢が出やすい
- いちばんの注意点は脱水。少量ずつ水分補給を
- 2020年10月からワクチンが定期接種、嘔吐物は次亜塩素酸ナトリウムで処理
水分がとれない・ぐったりするなど心配な症状があるときは、自己判断せず小児科を受診してくださいね。
よくある質問
- Q. ロタウイルスの主な症状は?
- A. 水のような下痢(白っぽい便になることもあります)、嘔吐、発熱、腹痛が主な症状で、主に0〜6歳の乳幼児に多くみられます。脱水が重くなると入院が必要になることもあるため、水分がとれずぐったりするときは早めに受診しましょう。
- Q. ノロウイルスとの違いは?
- A. どちらもウイルス性の胃腸炎ですが、ロタは乳幼児に多く冬から春に流行し白っぽい下痢が出やすいのに対し、ノロは全年齢でみられ、汚染された食品からの感染(食中毒)も多いのが特徴です。正確な判断は医師に委ねましょう。
- Q. 予防接種はありますか?
- A. あります。ロタウイルスワクチンは2020年10月から定期接種になり、原則無料で受けられます。口から飲むワクチンで、生後早期から決められた回数を接種します。接種スケジュールはかかりつけ医に相談しましょう。
- Q. 家庭ではどう対策すればいいですか?
- A. ロタウイルスはアルコール消毒が効きにくいため、嘔吐物や便の処理は使い捨て手袋・マスクを使い、次亜塩素酸ナトリウムで消毒するのが基本です。処理後は石けんでしっかり手を洗いましょう。
ロタウイルス 予防法