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大学無償化(高等教育の修学支援新制度)とは?対象・条件・2025年の拡大を解説

2019.05.22 更新 2026.06.12 マネー
文:おはママ編集部
大学無償化(高等教育の修学支援新制度)とは?対象・条件・2025年の拡大を解説

進学にかかる費用は、子育て家庭にとって大きな心配ごとですよね。「大学無償化」と呼ばれる支援制度を知っておくと、進路の選択肢が広がります。

結論からいうと、「大学無償化」とは2020年4月に始まった「高等教育の修学支援新制度」のことで、授業料・入学金の減免と返済不要の給付型奨学金をセットで支援する制度です。 当初は住民税非課税世帯などが中心でしたが、2025年度からは扶養する子が3人以上の多子世帯が所得制限なしで対象になるなど、支援が広がっています。

大学生

大学無償化(高等教育の修学支援新制度)とは

結論から言うと、この制度は授業料・入学金の減免と、返済不要の給付型奨学金の2つで成り立っています。意欲があっても経済的な理由で進学が難しい人を支えることを目的に、2020年4月にスタートしました。

支援の対象になる学校種は幅広く、国公立・私立の大学、短期大学、高等専門学校、専門学校が含まれます。ただし、国が定める要件を満たして「確認」を受けた学校に限られます。

出典: 文部科学省 | 高等教育の修学支援新制度

どんな人が対象になるの?

結論から言うと、もともとは住民税非課税世帯と、それに準ずる世帯(年収の目安で3段階)が対象で、世帯の所得に応じて支援額が満額・3分の2・3分の1と決まります。その後、対象が段階的に広がっています。

2024年度・2025年度の拡大

  • 2024年度…多子世帯(子3人以上)や私立の理工農系の学生について、中間所得層まで支援を拡大
  • 2025年(令和7年)度扶養する子が3人以上の多子世帯は、所得制限なしで授業料・入学金が減免されるように

多子世帯への拡大では、授業料は上限約70万円、入学金は上限約26万円まで減免されます(学校種により上限額は異なります)。

⚠️ 注意:多子世帯の判定は「扶養している子が3人以上」が条件です。いちばん上の子が就職などで扶養から外れると、残りが2人になり対象外になることがあります。

出典: 日本学生支援機構(JASSO) | 令和7年度からの多子世帯支援拡充に係る対応について

給付型奨学金もセットで受けられる

大学の授業風景

結論から言うと、授業料・入学金の減免に加えて返済不要の給付型奨学金を受け取れます。金額は、自宅通学か自宅外通学か、国公立か私立かによって異なります。支援を受けるには、進学後も一定の学習状況(成績や出席など)を満たし続ける必要があります。自分が対象になるかは、JASSOのシミュレーターで試算できます。

進学資金シミュレーター(JASSO)

出典: 日本学生支援機構(JASSO) | 給付奨学金(返済不要)

申し込み方法は?

結論から言うと、申し込みには主に2つのタイミングがあります。

  • 予約採用…高校3年生のうちに、高校を通じて申し込む
  • 在学採用…大学などに入学した後、学校を通じて申し込む(多子世帯向けの拡大支援はこちら)

いずれも申請が必要で、案内を見落とすと受けられないことがあります。高校や進学先の案内を必ず確認し、早めに手続きしましょう。対象校かどうかは文部科学省の特設ページで確認できます。

まとめ

「大学無償化」=高等教育の修学支援新制度は、進学の経済的なハードルを下げてくれる制度です。

  • 2020年4月開始。授業料・入学金の減免+給付型奨学金
  • 対象は国公立・私立の大学・短大・高専・専門学校(要件を満たす学校)
  • 2025年度から多子世帯(子3人以上)は所得制限なしで対象に
  • 申請が必要(予約採用・在学採用)

進学費用が心配な場合は、早めに制度を調べて準備しておきましょう。高校の授業料については高校無償化(就学支援金)の記事もあわせてご覧ください。

よくある質問

Q. 大学無償化(高等教育の修学支援新制度)はいつから始まりましたか?
A. 2020年4月から始まりました。住民税非課税世帯とそれに準ずる世帯を対象に、大学・短大・高専・専門学校の授業料・入学金の減免と、返済不要の給付型奨学金を組み合わせて支援します。
Q. 2025年度から何が変わりましたか?
A. 2025年(令和7年)度から、扶養する子どもが3人以上の多子世帯は、所得制限なしで授業料(上限約70万円)・入学金(上限約26万円)が減免されるようになりました。ただし、扶養から外れた子がいると多子世帯の対象から外れる点に注意が必要です。
Q. どんな学校が対象ですか?
A. 国公立・私立の大学、短期大学、高等専門学校、専門学校が対象です。ただし、国が定める要件を満たし、対象校として確認された学校に限られます。対象校は文部科学省の特設ページで確認できます。
Q. 申し込みはどうすればいいですか?
A. 高校3年生のうちに申し込む「予約採用」と、入学後に申し込む「在学採用」があります。多子世帯向けの拡大支援は在学採用で申し込みます。日本学生支援機構(JASSO)や学校の案内に従って手続きしましょう。
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