子どもの近視はなぜ増えている?視力低下の原因と目を守るためにできること
文:おはママ編集部
「テレビに近づいて見る」「目を細めている」——子どもの見え方が気になることはありませんか。実は、子どもの近視は年々増えています。
結論からいうと、文部科学省の学校保健統計では、裸眼視力1.0未満の割合が小学校で3割超・中学校で約6割・高校で約7割と過去最大になっており、スマホやタブレットなど近い距離での作業の影響が指摘されています。 視力低下の原因と、目を守るためにできることを知っておきましょう。気になるときは眼科を受診してください。

子どもの近視は過去最大に
結論から言うと、子どもの視力低下は年々進んでいます。
文部科学省の「学校保健統計」によると、裸眼視力1.0未満の子どもの割合は、学年が上がるほど高くなり、近年は次のような状況です(令和6年度)。
- 小学校…3割超
- 中学校…約6割
- 高等学校…約7割
これらはいずれも過去最大で、子どもの目の健康は社会的な課題になっています。
視力低下の主な原因

結論から言うと、近い距離で目を使う「近業」の増加が関係していると指摘されています。
- スマホ・タブレット・ゲームなど、画面を近くで長時間見る
- 読書や勉強など、近くを見続ける作業
- 屋外で過ごす時間が少ない
近視は、目の奥行き(眼軸)が伸びることなどで、遠くのものがぼやけて見える状態です。一度進んだ近視は元に戻りにくいため、進行を抑える工夫が大切とされています。
目を守るためにできること
結論から言うと、屋外活動と「近くを見続けない」工夫がポイントです。
- 屋外で過ごす時間を増やす…日中の屋外活動は近視の進行を抑えるのに役立つとされる
- 30cm以上離す…画面や本は目から30cm以上離す
- こまめに目を休める…30分ごとに遠くを見て目を休める
- 明るい場所で見る…暗い場所での読書・スマホは避ける
- 正しい姿勢…寝転がって見ない
文部科学省も、屋外での体験活動の促進や目の健康に関する啓発を進めています。
まとめ
子どもの近視は増えており、早めの対策が大切です。
- 裸眼視力1.0未満は小学校3割超・中学校約6割・高校約7割で過去最大
- スマホ・タブレットなど近業の影響が指摘されている
- 屋外活動、30cm以上離す、こまめな休憩などが予防に役立つ
- 見え方が気になるときは眼科を受診
視力検査で指摘されたときや、見えにくそうな様子があるときは、自己判断せず眼科を受診してくださいね。
よくある質問
- Q. 子どもの近視は増えているのですか?
- A. 増えています。文部科学省の学校保健統計(令和6年度)では、裸眼視力1.0未満の割合が小学校で3割超、中学校で約6割、高校で約7割と、いずれも過去最大となりました。
- Q. 視力低下の原因は何ですか?
- A. スマホ・タブレット・読書など、近い距離で目を使う『近業』の影響が指摘されています。屋外で過ごす時間が少ないことも関係すると考えられています。
- Q. 近視を防ぐためにできることは?
- A. 屋外で過ごす時間を増やす、画面や本から目を30cm以上離す、30分ごとに遠くを見て目を休める、明るい場所で見る、といった習慣が役立つとされています。
- Q. どんなときに眼科を受診すればいいですか?
- A. テレビや本に近づく、目を細める、頭痛や目の疲れを訴える、学校の視力検査で指摘された、などのときは眼科を受診しましょう。近視は早めの対応が大切です。
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