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自転車保険の加入義務化とは?対象地域・罰則・子どもがいる家庭の選び方

2020.03.17 更新 2026.06.12 マネー
文:おはママ編集部
自転車保険の加入義務化とは?対象地域・罰則・子どもがいる家庭の選び方

子どもの送り迎えや通学・通勤で、自転車は欠かせない移動手段ですよね。一方で、自転車事故は高額な賠償につながることがあり、各地で「自転車保険」の加入が義務化されています。

結論からいうと、自転車保険(自転車損害賠償責任保険)の加入義務化は全国に広がり、2025年時点で34都府県が「義務」、10道県が「努力義務」と、ほとんどの都道府県が条例を定めています。 子どもの事故でも高額賠償の例があり、加入は家計を守る大切な備えです。義務化の内容と選び方を解説します。

自転車事故

自転車保険の加入義務化とは?

結論から言うと、自転車保険の義務化は、被害者の救済加害者の経済的負担の軽減を目的に導入されています。自転車で人にケガをさせると、治療費や休業損害などで多額の賠償が発生することがあります。保険に入っていれば、被害者は補償を受けられ、加害者も高額な支払いに備えられます。

義務化のきっかけとなった事故

結論から言うと、きっかけは2008年に神戸市で小学5年生が起こした自転車事故です。歩行中の女性に衝突し意識不明の重体となり、2013年の判決で男児の保護者に約9,500万円の賠償が命じられました。この事故を受けて、2015年に兵庫県が全国で初めて自転車保険の加入を義務化し、その後、全国へ広がっていきました。

出典: 国土交通省 | 自転車損害賠償責任保険等への加入促進

義務化されている地域はどこ?

結論から言うと、加入義務化は全国に拡大しています。

  • 「義務」…34都府県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・大阪府・京都府・愛知県・静岡県・兵庫県など)
  • 「努力義務」…10道県

義務と努力義務を合わせると44都道府県にのぼり、ほとんどの地域で条例が定められています(2025年時点)。「義務」は加入しなければならないもの、「努力義務」は加入するよう努めるという違いです。

なお、お住まいの地域で義務化されていなくても、義務化された地域を自転車で通行する場合は加入が必要です。最新の状況は各自治体のサイトで確認しましょう。

出典: 国土交通省 | 自転車損害賠償責任保険等への加入促進

加入しないとどうなる?

結論から言うと、義務化された地域でも、未加入に対する罰金などの罰則は設けられていません。ただし、罰則がないからといって未加入のままでは、万一加害事故を起こしたときに高額な賠償を自己負担することになります。

子どもがいる家庭の自転車保険の選び方

結論から言うと、新しく加入する前に、次のポイントを確認しましょう。

  1. 既存の保険を確認…自動車保険・火災保険・クレジットカードに「個人賠償責任保険」が付いていれば、自転車事故も補償されることがあります。重複加入を避けましょう
  2. 補償金額…神戸の事例のように高額賠償もあるため、個人賠償責任は1億円以上が安心
  3. 家族でまとめて加入…1契約で家族全員が補償対象になるタイプが便利
  4. 子どもの事故もカバーできるか…子どもが加害者になった場合も補償される契約かを確認

まとめ

自転車保険は、自分と被害者の双方を守るための備えです。

  • 2025年時点で34都府県が義務、10道県が努力義務
  • 罰則はないが、未加入だと高額賠償を自己負担するリスク
  • 個人賠償責任1億円以上・家族補償・子どもの事故対応で選ぶ
  • 既存保険との重複に注意

保険加入とあわせて、交通ルールの順守・ヘルメットの着用・定期的な点検も忘れずに、家族で安全に自転車を使いましょう。

よくある質問

Q. 自転車保険の加入は義務ですか?
A. お住まいの自治体によります。2025年時点で34都府県が条例で「義務」、10道県が「努力義務」とし、ほとんどの都道府県が加入を求めています。義務化された地域を自転車で通行する場合も加入が必要です。
Q. 加入しないと罰則はありますか?
A. 義務化された地域でも、現時点で未加入に対する罰金や罰則は設けられていません。ただし、万一加害事故を起こすと高額な賠償を自己負担することになるため、加入が強く推奨されています。
Q. どれくらいの賠償が発生することがありますか?
A. 2008年に神戸市で小学生が起こした自転車事故では、保護者に約9,500万円の賠償が命じられました。子どもの事故でも高額になり得るため、個人賠償責任を1億円以上補償できる保険がおすすめです。
Q. 子どもがいる家庭はどんな保険を選べばいい?
A. まず、自動車保険や火災保険、クレジットカードに「個人賠償責任保険」が付いていないか確認しましょう。重複を避けつつ、家族全員が補償対象になり、子どもの起こした事故もカバーできる契約を選ぶのがポイントです。
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