暖房器具で赤ちゃんに安心なのはどれ?種類別の安全性・選び方とシチュエーション別の使い方
冬の暖房は欠かせませんが、好奇心旺盛な赤ちゃんにとっては興味の対象。触ったり、舐めたり、足を引っかけて転倒させてしまったりと心配は尽きませんよね。
結論からいうと、安全性で選ぶなら、表面が熱くなりにくい「オイルヒーター」や「遠赤外線パネルヒーター」がおすすめです。エアコンも空気を汚さず安全ですが、乾燥に注意。この記事では、やけど・転倒・空気の汚れ・乾燥の4基準で各暖房器具を比較し、部屋ごとの使い分けも紹介します。
赤ちゃんにとっての最適な室温は?
季節によっても異なりますが、冬であれば室内の気温は20〜23度くらいが好ましいとされています。
寒い地域に住む赤ちゃんであれば、さらにプラス2度ほど高くしてあげましょう。
赤ちゃんは体温調整をする機能が未発達のため、室温によって体温が変動します。
そのため、室温が高すぎると汗をかきやすく、高体温になってしまうことも。
また、反対に低すぎる場合もダメなのです。低い気温は低体温になる危険性があるので、室温には細心の注意が必要です。
換気もきちんとするようにしましょう。
室内の最適な湿度もあるの?
室温と同じくらいに大事なのが湿度。エアコンなどで乾燥しすぎると、風邪や細菌のウィルスが活動しやすくなってしまいます。
逆に高すぎるとカビやダニの繁殖の恐れがあるため、湿度は40〜60%を保つようにするのがベスト。
そのくらいの湿度は大人にとっても過ごしやすいですよね。
赤ちゃんの暖房器具、選ぶ基準は何?
暖房器具はたくさんの種類がありますが、赤ちゃんがいる家庭ならば下記の4つをチェックポイントにすると選びやすくなります。
その1. 「ヤケドをしにくいもの」
その2. 「転倒しても安全なもの」
その3. 「部屋の空気を汚さないもの」
その4. 「乾燥させないもの」
これらを踏まえて、おすすめ暖房器具の特徴を比較していきましょう。
なお、ヒーターに直接触れる高温やけどだけでなく、ホットカーペットや電気毛布による「低温やけど」にも注意が必要です。子どもは皮膚が薄く、40〜50度程度でも長時間触れると低温やけどになることがあります(消費者庁:暖房器具によるやけどにご注意ください)。同じ部分を長く温め続けないようにしましょう。
暖房器具別の特徴をわかりやすく一覧で紹介!
ハロゲンヒーター
メリット
すぐに暖まる・空気を汚さない・本体価格の安さ・持ち運びしやすい
デメリット
消費電力が大きいので長時間使用には向かない・部屋全体は暖まらない
安全度
低
おすすめ シチュエーション
夜中の授乳時。すぐに暖まるため、一時的な利用に最適です。
つけたらすぐに暖かくなるので、すぐに暖まりたい時&一時的な利用というシチュエーションで有効な暖房器具。
また価格が安いので、サブとして購入しやすいですね。
ただ、触ってしまうと火傷をしたり、ホコリが溜まったままにしていると火事の元になったりすることもあります。光が強いので、目にもよくないと言われています。
動くようになった赤ちゃんには少し危ないので、触れないようにする工夫が必要です。

TECHNOS(テクノス)
転倒時自動OFFスイッチを搭載なので、もしもの時にも安心です。
首振り機能もあるので便利に使えます。
カーボンヒーター
メリット
すぐに暖まる・空気を汚さない・熱の届く範囲がハロゲンヒーターより広い・持ち運びしやすい
デメリット
本体価格が高い
安全度
低
おすすめ シチュエーション
脱衣所など小さな部屋を暖めるのに最適。お風呂から上がった際、赤ちゃんの着替えやスキンケアなどする場所にオススメです。
こちらも電気ストーブの一種ですが、ハロゲンヒーターとは発熱体が異なります。
消費電力がより少なく、遠赤外線の放出量、つまり暖めるチカラがハロゲンに比べて約2倍!
そのため、ヒーターの目の前にいなくても暖かく過ごせるのが嬉しいところ。 そのかわり、本体自体の価格が高めです。
また、ハロゲンヒーター同様に、燃えやすい物と接していると火災の可能性がありますので、こちらもつけっぱなしは避けましょう。
![\[山善\] 遠赤外線カーボンヒーター 自動首振り機能付](https://m.media-amazon.com/images/I/4150A8Bj2NL.jpg)
山善(YAMAZEN)
900Wと450Wの出力2段階式になっているところが便利。
こちらも転倒時自動OFFスイッチ搭載しています。
遠赤外線パネルヒーター
メリット
安全性が高い・空気が汚れない・持ち運びしやすい・身体の内側まで暖か
デメリット
電気代が高い・部屋全体を暖めるには時間がかかる
安全度
高
おすすめ シチュエーション
日中。じんわり暖かく、発熱体が赤くならないため、目にも安心です。
発熱部分がパネルで覆われており、触れてもヤケドの心配が少なく安全性が高いのが大きなメリット。
陽だまりのようなホッとする暖かさですが、広い部屋だと全体を暖めるにはパワーが今ひとつ。
長時間の使用は電気代が高くなることも。

Aladdin (アラジン)
ボタン3つのシンプルな操作方法です。
チャイルドロックや傾き感知機能など安全面にも配慮されています。
セラミックファンヒーター
メリット
すぐに暖まる・空気を汚さない・本体価格の安さ・持ち運びしやすい
デメリット
電気代が高い・広い部屋には向いていない
安全度
高
おすすめ シチュエーション
脱衣所など小さな部屋を暖めるのに最適。
つけたら直ぐに温風が出て暖まります。
また、排気ガスを出さないので一酸化炭素中毒に関して安全性が高いことが最大のメリットですね。
燃料の補填が不要な点、本体のコンパクトさ、価格の安さなどから、手軽に買えるおすすめのヒーター。

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
速暖性があり、コンパクトなところが魅力。
また、省エネ機能や、チャイルドロック、人感センサーなど昨日も充実しています。
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オイルヒーター
メリット
安全性が高い・空気が汚れない・部屋全体が暖まると快適
デメリット
電気代が高い・暖まるまで時間がかかる・重い・本体価格が高い
安全度
高
おすすめ シチュエーション
日中や、就寝時の寝室など。オイルが暖まれば部屋の温度が下がりにくく、快適温度が長時間保たれます。
内部にあるオイルを電気で暖めることにより、お部屋全体を暖めてくれる人気の暖房器具。
オイルが暖まるまで時間がかかりますが、空気をやさしい暖かさで包んでくれるので非常に快適に過ごせます。
エアコンでは届かない足元部分も気持ちいい暖かさに。
ただし、本体の重量が重く、本体と電気代の両方が高いのが悩みどころ。

DeLonghi(デロンギ)
温風を出さないから空気を汚しません。
また、体にやさしい暖かさを保ちます。
生活サイクルに合わせて使える24時間電子タイマーつき。
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暖房効果を高めるポイントとは?
暖房器具を使うなら、目的にあった使い方をしたいものですよね。
暖房の効果を高めるポイントをご紹介します。
●窓際や壁際に設置する●
温まった空気は壁や窓から逃げやすく、かわりに冷たい空気が入ってきます。
部屋全体を暖める効果を高めるために、窓際や壁際に暖房器具を置くようにしましょう。
では、使う部屋ごとに適した暖房器具をご紹介していきます。
<リビング>
家族が長時間暖まるリビングには、部屋全体を温められエアコンがいいでしょう。
足元の冷えが気になる場合は、こたつやホットカーペット などを組み合わせましょう。
<寝室>
空気を汚さずに、部屋全体が暖まるエアコンがおすすめですが、電気毛布などで布団を暖めるのも効果的です。
加湿機能付き、スチーム式加湿器の併用もいいでしょう。
<洗面所・トイレ>
速暖性があり、コンパクトに温められるファンヒーターや電気ヒーターがいいでしょう。
持ち運びしやすいものだったら、そのつど、移動させることもできます。
まとめ
エアコンは乾燥が気になるためご紹介しませんでしたが、寒い日に遠赤外線パネルヒーターやオイルヒーターを使う際には、エアコンでお部屋をまずは暖め、全体が暖まったら遠赤外線パネルヒーターやオイルヒーターのスイッチを入れるのがおすすめです(エアコンのスイッチは切ってOK!)。
そうすることにより、暖まった部屋の温度を快適にキープしてくれ、電気代の節約にもなりますよ。
部屋が乾燥する前にエアコンのスイッチを切るので、その点も安心です。
冬は暖房器具のメリットに合わせ、シチュエーション別に使い分けて、暖かく安全に乗り切りましょう!
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よくある質問
- Q. 赤ちゃんに安心な暖房器具はどれ?
- A. やけど・転倒・空気の汚れ・乾燥の観点で安全性が高いのは、表面が熱くなりにくいオイルヒーターや遠赤外線パネルヒーターです。エアコンも空気を汚さず安全ですが、乾燥に注意しましょう。赤くなるハロゲン・カーボンヒーターや石油ストーブは、ガードなどの対策が必要です。
- Q. 赤ちゃんの部屋の適切な室温・湿度は?
- A. 冬は室温20〜23度、湿度40〜60%が目安です。赤ちゃんは体温調整が未発達なので、室温が高すぎても低すぎてもよくありません。換気もこまめに行いましょう。
- Q. 石油ストーブやファンヒーターは赤ちゃんに使える?
- A. 燃焼系の石油ストーブ・ファンヒーターは一酸化炭素中毒を防ぐため、こまめな換気とやけど対策が必要です。空気を汚さず安全性を重視するなら、非燃焼系のオイルヒーターやパネルヒーター、エアコンが向いています。
- Q. 暖房器具のやけど・低温やけどを防ぐには?
- A. 赤く光るヒーターや吹き出し口に触れさせないようストーブガードや柵で囲い、ホットカーペットや電気毛布は同じ部分を長時間温め続けないことが大切です。子どもは皮膚が薄く、40〜50度でも長時間触れると低温やけどになることがあります。