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手足口病の症状と予防法は?登園のめやす・ヘルパンギーナやプール熱との違いも解説

2019.06.10 更新 2026.06.12 医療・病気
文:おはママ編集部
手足口病の症状と予防法は?登園のめやす・ヘルパンギーナやプール熱との違いも解説

夏に子どもの間で流行する手足口病。手や足、口の中に水疱ができると、痛がって食事や水分をとりたがらず、心配になりますよね。

結論からいうと、手足口病はコクサッキーウイルスやエンテロウイルスが原因で、手のひら・足の裏・口の中に水疱が出る感染症で、3〜5日の潜伏期間ののちに発しんが現れます。 多くは数日で回復しますが、まれに合併症もあります。気になる症状があるときは小児科を受診しましょう。

手足口病の子ども

手足口病とはどんな病気?

結論から言うと、手足口病は主に乳幼児がかかる、夏に流行する感染症です。

  • 原因…コクサッキーウイルスA16、エンテロウイルス71などのエンテロウイルス属(複数の型がある)
  • 潜伏期間…3〜5日
  • 主な症状…口の中・手のひら・足の裏などの2〜3mmの水疱性の発しん。3割ほどに発熱
  • 流行時期…主に夏(7月ごろがピーク)

水疱の跡はかさぶたにならず、多くは3〜7日で回復するとされています。原因ウイルスに複数の型があるため、一度かかっても再びかかることがあります。

出典: 厚生労働省 | 手足口病

ヘルパンギーナ・プール熱との違い

結論から言うと、手足口病は「手・足・口の水疱」が出る点が特徴です。

病気主な特徴
手足口病手のひら・足の裏・口の中の水疱
ヘルパンギーナ高熱と、のどの奥の水疱・潰瘍
プール熱(咽頭結膜熱)発熱・のどの痛み・結膜炎

似た症状もあるため、見分けは医師に委ねましょう。詳細はヘルパンギーナの記事プール熱の記事もご覧ください。

まれにある合併症に注意

結論から言うと、多くは軽症ですが、まれに髄膜炎・小脳失調症・脳炎などの合併症を起こすことがあります。特にエンテロウイルス71は中枢神経系の合併症の頻度が比較的高いとされています。

次のようなときは、早めに医療機関を受診しましょう。

  • 高熱が続く、ぐったりしている
  • 嘔吐を繰り返す、頭を痛がる
  • 視線が合わない、けいれんがある
  • 水分がとれず、おしっこが少ない

出典: 国立成育医療研究センター | 手足口病

予防法と登園のめやす

手足口病で発熱した子ども

結論から言うと、有効なワクチンはなく、手洗いが予防の基本です。

  • こまめな手洗い(特におむつ交換やトイレのあと)
  • タオルや食器の共用を避ける
  • 回復後も2〜4週間ほど便にウイルスが排出されるため、手洗いを続ける

登園・登校については、手足口病は出席停止期間が一律には定められていません。発熱がなく、口の中の発しんの影響が落ち着いて、普段どおり食事ができ全身状態がよいことがめやすです。実際の可否は園や医師に確認しましょう。

出典: 厚生労働省 | 手足口病

まとめ

手足口病は、夏に流行する子どもの代表的な感染症です。

  • 原因はコクサッキーウイルスなど、潜伏期間は3〜5日
  • 手・足・口の水疱が特徴で、多くは3〜7日で回復
  • まれに髄膜炎・脳炎などの合併症があり、高熱や嘔吐が続くときは受診を
  • ワクチンはなく、手洗いが予防の中心

水分がとれない・ぐったりしているなど心配な症状があるときは、自己判断せず小児科を受診してくださいね。

よくある質問

Q. 手足口病の主な症状は?
A. 3〜5日の潜伏期間のあと、口の中・手のひら・足の裏などに2〜3mmの水疱性の発しんが出ます。3割ほどの子に発熱もみられますが、高熱が続くことは多くありません。多くは3〜7日で回復しますが、経過には個人差があります。
Q. ヘルパンギーナやプール熱とどう違いますか?
A. 手足口病は手・足・口に水疱が出るのが特徴です。ヘルパンギーナは高熱とのどの奥の水疱、プール熱(咽頭結膜熱)は発熱・のどの痛み・結膜炎が中心です。判断は医師に委ねましょう。
Q. 予防法はありますか?
A. 有効なワクチンはありません。手洗い、タオルの共用を避ける、おむつ交換後の手洗いなどが基本です。回復後も2〜4週間ほど便にウイルスが排出されるため、手洗いを続けることが大切です。
Q. 保育園・幼稚園はいつから行けますか?
A. 明確な出席停止日数は定められていません。発熱がなく、口の中の発しんの影響が落ち着いて、普段どおり食事ができ全身状態がよいことがめやすです。登園の可否は園や医師に確認しましょう。
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