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りんご病(伝染性紅斑)の症状と予防法は?妊婦への影響・大人の場合も解説

2019.06.06 更新 2026.06.12 医療・病気
文:おはママ編集部
りんご病(伝染性紅斑)の症状と予防法は?妊婦への影響・大人の場合も解説

両方の頬がりんごのように赤くなる「りんご病」。見た目は心配になりますが、発しんが出るころには感染力が下がっていることが多い、少し変わった特徴を持つ感染症です。

結論からいうと、りんご病(伝染性紅斑)はヒトパルボウイルスB19が原因で、両頬の紅斑が特徴の感染症です。発しんが出るころには感染力はほぼなく、その前のかぜのような時期に最も人にうつしやすいのが特徴です。 妊婦が感染すると胎児に影響することがあるため注意が必要です。気になる症状があるときは医療機関を受診しましょう。

りんご病の子どもを看病する様子

りんご病(伝染性紅斑)とはどんな病気?

結論から言うと、りんご病はヒトパルボウイルスB19による、子どもに多い発しん性の感染症です。

  • 原因…ヒトパルボウイルスB19
  • 潜伏期間…10〜20日ほど
  • 主な症状…両頬の境界のはっきりした紅斑 → 続いて腕や脚にレース(網目)状の発しん
  • その他…発しんの前に、微熱・鼻水・だるさなどかぜのような症状が出ることもある

発しんは数日〜1週間ほどで消えていきますが、日光や入浴で再び現れることもあります。経過には個人差があります。

出典: 厚生労働省 | 伝染性紅斑

感染力が強いのは「発しんが出る前」

結論から言うと、りんご病は頬の発しんが出るころには感染力がほとんどなくなっており、その前のかぜのような時期に最も人にうつしやすいという特徴があります。

そのため、発しんで「りんご病だった」と気づいたときには、すでに感染力が下がっていることが多いとされています。発しんだけを理由に必ずしも登園を控える必要はないとされますが、全身状態や園の方針に応じて、医師や園に確認しましょう。

妊婦が感染すると胎児に影響することも

診察を受ける子ども

結論から言うと、妊婦がりんご病に感染すると、まれに胎児に貧血や胎児水腫などの影響が出ることがあります

特に妊娠前半は注意が必要とされています。周囲(家庭や職場、上の子の園など)でりんご病が流行しているときは、手洗いなどの対策を徹底し、感染が疑われる場合や不安があるときは、自己判断せずかかりつけの産婦人科に相談しましょう。

出典: 国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト | 伝染性紅斑(ヒトパルボウイルスB19感染症)

予防法と大人の場合

結論から言うと、有効なワクチンはなく、手洗いなどの基本的な対策が中心です。

  • こまめな手洗い
  • 咳エチケットを心がける
  • 流行時期は特に注意する

大人もかかることがあり、子どもより関節の痛みなどの症状が強く出ることもあるとされています。気になる症状があるときは医療機関を受診しましょう。

まとめ

りんご病(伝染性紅斑)は、両頬の紅斑が特徴の子どもに多い感染症です。

  • 原因はヒトパルボウイルスB19、潜伏期間は10〜20日ほど
  • 発しんが出るころには感染力はほぼなく、その前の時期に最もうつしやすい
  • 妊婦の感染は胎児に影響することがあり、流行時は特に注意
  • ワクチンはなく、手洗いなどが予防の中心

妊娠中の方や、症状が気になる場合は、自己判断せず医療機関(妊婦は産婦人科)に相談してくださいね。

よくある質問

Q. りんご病の主な症状は?
A. 10〜20日の潜伏期間のあと、両頬に境界のはっきりした紅斑(赤い発しん)が出て、続いて腕や脚にレース(網目)状の発しんが広がります。発しんの前にかぜのような症状が出ることもあります。経過には個人差があるため、心配なときは受診しましょう。
Q. いつ人にうつりやすいですか?
A. 頬の発しんが出るころには感染力はほとんどなくなっており、その前のかぜのような症状の時期に最も人にうつしやすいのが特徴です。発しんで気づいたときには、すでに感染力が下がっていることが多いとされています。
Q. 妊婦が感染すると影響はありますか?
A. 妊婦が感染すると、まれに胎児に貧血や胎児水腫などの影響が出ることがあります。周囲で流行しているときは特に注意し、感染が疑われる場合や心配なときは、かかりつけの産婦人科に相談しましょう。
Q. 予防法はありますか?
A. 有効なワクチンはありません。手洗いや咳エチケットなどの基本的な衛生対策が中心です。発しんが出る前に感染を見分けるのが難しいため、流行時期は特に手洗いを心がけましょう。
りんご病