おはママ
MENU
妊娠・出産 妊活 妊娠初期 0~3ヶ月 妊娠中期 4~7ヶ月 妊娠後期 8ヶ月以降 出産 子育て 0歳児 1歳児 2歳児 3〜6歳児 小学生 子供用品 保育園・幼稚園 イベント ライフスタイル ファッション グッズ マネー 災害対策 美容・健康 料理 医療・病気 検索

「おうち英語」の始め方ガイド|0歳から家庭でできる英語環境の作り方

文:おはママ編集部
「おうち英語」の始め方ガイド|0歳から家庭でできる英語環境の作り方

子どもに英語を身につけさせたいと思いながら、「何から始めたらいいかわからない」「英語が苦手だから自分には無理かも」と感じているママは多いのではないでしょうか。

英語教育の必要性が叫ばれる一方で、英会話スクールに通わせるには費用もかかるし、送り迎えの手間もある——そんな悩みを解決するのが「おうち英語」です。

おうち英語とは、家庭での日常生活に英語をナチュラルに取り入れる英語学習アプローチのこと。特別な才能も高額な教材も必要なく、今日からでも始められます。この記事では、0歳から実践できる具体的な方法と、継続するためのコツを詳しく解説します。

おうち英語とは?今注目される理由

おうち英語とは、英会話スクールや幼稚園の英語クラスに頼らず、家庭での生活の中で英語に触れる機会を作る取り組みのことです。

日本では2020年度から小学校での英語教育が教科化され、英語学習の重要性がこれまで以上に高まっています。グローバル社会で活躍できる子どもを育てたいと考える保護者が増えるなか、「コストを抑えながら、幼いうちから英語感覚を育てたい」というニーズを満たすものとして、おうち英語が広まっています。

おうち英語が注目される背景

  • 英語教育の早期化: 小学3年生から英語が必修、5年生から教科として成績がつく時代に
  • 費用対効果の高さ: 英会話スクールの月謝は月1〜3万円が相場だが、おうち英語は無料コンテンツの活用で大幅にコスト削減できる
  • コンテンツの充実: YouTubeやNetflixなど、質の高い英語動画コンテンツが手軽に利用できる環境が整ってきた
  • 親子の絆が深まる: 一緒に英語絵本を読んだり、英語の歌を歌ったりすることで、学習と親子のふれあいが同時に実現できる

始める時期はいつから?年齢別のアプローチ

おうち英語に「遅すぎる」時期はありませんが、年齢によって効果的なアプローチは異なります。

0〜1歳:音のシャワーを浴びせる時期

乳幼児期は脳が音を区別する能力が最も高い時期です。この時期はアウトプット(話す・書く)を求めず、英語の音に自然に触れさせるだけで十分です。

おすすめの取り組み

  • 英語の童謡・ナーサリーライムをBGMとして流す(“Twinkle Twinkle Little Star”、“Old MacDonald” など)
  • 英語の絵本を読み聞かせる(日本語訳を見ながらでも可)
  • 入浴・着替えなど日課の中で、簡単な英語フレーズを添える(“Let’s take a bath!” “Good morning!” など)

この時期は親が完璧な英語を話す必要はありません。CDや動画の音声を活用しながら、英語を「楽しい音」として認識させることが大切です。

2〜3歳:英語を「遊び」として楽しむ時期

言葉を積極的に吸収し始めるこの時期は、英語を楽しいコンテンツとして提供することが効果的です。

おすすめの取り組み

  • 英語アニメ・動画を日常的に視聴する(Peppa Pig、Bluey、Super Simpleシリーズなど)
  • 英語のフラッシュカードや絵本を取り入れる
  • 色・数字・動物などの単語を英語で一緒に言ってみる
  • 「これは何?」という質問遊びを英語で行う

無理に繰り返しさせたり、覚えることを強要したりすると英語嫌いになる場合があるため、あくまで「楽しい遊び」として取り入れることがポイントです。

4〜6歳:インプットからアウトプットへ

英語の語彙や表現をある程度蓄積してきたら、少しずつ「話す・使う」練習を加えていきます。

おすすめの取り組み

  • 英語のオンラインレッスンやアプリで会話練習を始める
  • 英語で好きな絵本の内容を一緒に話してみる
  • 英語で歌を覚えて歌う
  • 英語圏の子ども向けゲームアプリで楽しみながら語彙を増やす

この時期から英会話教室と組み合わせる家庭も多くなります。おうち英語でリスニング力・語彙力の基盤を作り、スクールでアウトプットを練習するという二段階の取り組みが効果的です。

小学生以降:読み書きも加える時期

小学生になったら、フォニックス(英語の文字と音の対応ルール)を取り入れ、読み書きの基礎を固める段階に入ります。

おすすめの取り組み

  • フォニックス教材・アプリで文字と音の関係を学ぶ
  • 多読(やさしい英語絵本をたくさん読む)で読む力を伸ばす
  • 英語日記や簡単な手紙書きでライティングに挑戦する

おうち英語の具体的な方法

おうち英語の取り組みは、大きく「インプット系」と「アウトプット系」に分けられます。まずはインプットを十分に積み上げ、その後アウトプットに移行するのが自然な流れです。

インプット系:英語を「聞く・見る」

1. 英語動画・アニメ

子どもが大好きなアニメを英語版で視聴するのは、最も継続しやすい方法のひとつです。楽しいコンテンツは集中力が続きやすく、自然な英語表現が身につきやすくなります。

代表的な英語アニメコンテンツ:

コンテンツ名対象年齢特徴
Peppa Pig2〜5歳日常英語が自然に学べる、ゆっくりとした英語
Bluey3〜6歳家族の日常を描いた良質なアニメ
Super Simple Songs0〜3歳英語の童謡・ナーサリーライム
Hey Duggee2〜5歳シンプルで聞き取りやすい英語
Go Noodle3歳以上体を動かしながら英語を楽しめる

視聴時間の目安については、日本小児科学会がスクリーンタイムのガイドラインを設けています。英語学習目的であっても、乳幼児の過度なスクリーン視聴は避け、親子で一緒に楽しみながら視聴することが大切です。適切な視聴時間の目安はかかりつけの小児科医にご相談ください。

2. 英語絵本の読み聞かせ

英語絵本は、質の高い英語に触れながら親子のふれあいも深められる優れた教材です。

  • 0〜2歳向け: ボードブック(厚紙絵本)が丈夫でおすすめ。“Goodnight Moon”(おやすみなさいおつきさま)、“The Very Hungry Caterpillar”(はらぺこあおむし)など
  • 3〜5歳向け: 繰り返しフレーズが多い絵本を選ぶと英語が自然に口から出やすい。“Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?” など
  • 6歳以上向け: ストーリー性のある絵本へ。“Mo Willems”シリーズや “Dog Man” など

読み方のコツとして、毎回同じ本を繰り返し読むことで、子どもは自然と英語フレーズを覚えやすくなります。完璧な発音を意識しすぎず、CDや音声ペンを活用するのもよい方法です。

3. 英語BGM・音楽

英語の歌はメロディとともに語彙や文法が記憶されるため、非常に効率的なインプット方法です。家事をしながら英語の童謡を流しておくだけでも、子どもの耳に英語の音は届いています。

おすすめのシリーズ:Super Simple Songs、Mother Goose Club、Cocomelon など。いずれも子どもに親しみやすいリズムで、繰り返し聴くうちに自然と英語フレーズが口から出てくるようになるママも多いです。

アウトプット系:英語を「話す・使う」

1. 日常会話への英語フレーズ混ぜ込み

日常の声かけに英語を自然に取り入れることで、英語を「特別なもの」ではなく「日常のもの」として捉えさせることができます。

よく使える日常英語フレーズ:

シーン日本語英語フレーズ
朝のあいさつおはようGood morning!
食事いただきますLet’s eat!
外出行ってきますLet’s go!
お片付けお片付けしてLet’s clean up!
就寝おやすみなさいGood night!
褒めるよくできたねGreat job! / Well done!
お風呂お風呂に入ろうBath time!

親が英語が苦手でも、短いフレーズなら毎日使うことで自然に身につきます。まずは3〜5個のフレーズから始めてみましょう。

2. 英語のオンラインレッスン・アプリ

4歳以上になったら、英語ネイティブや英語が堪能な講師とのオンラインレッスンを組み合わせるのも効果的です。子ども向けのオンライン英会話サービスを利用することで、実際に英語で会話する機会が持てます。また、ゲーム感覚で楽しめる英語学習アプリも多く、子どもが自発的に取り組みやすいのが特徴です。最新のサービス情報や料金は各公式サイトでご確認ください。

3. 英語のボードゲーム・知育おもちゃ

遊びを通じて英語を使う機会を作るグッズも活用できます。単語カード、英語版のすごろく、英語で指示が出る知育玩具など、楽しみながら自然に英語に触れられます。商品選びの際は、子どもの年齢や興味に合わせて選ぶことが大切です。

教材・コンテンツ選びのポイント

おうち英語の教材は多種多様で、どれを選べばいいか迷うこともあります。選ぶ際の基準を押さえておきましょう。

選ぶポイント4つ

  1. 子どもが楽しめるか: どんなに良い教材でも、子どもが嫌がるものは続きません。子どもの好き・反応を優先して選びましょう
  2. 年齢・発達段階に合っているか: 難しすぎるものはやる気を削ぎます。今の子どものレベルより少し優しいものを選ぶと達成感が生まれやすい
  3. 親が無理なく関われるか: 毎日続けることが最重要なので、親の負担が大きすぎない仕組みにすることが大切
  4. ネイティブの自然な英語か: アクセントや発音が明瞭なコンテンツを選ぶと、聞き取りやすい英語が身につきやすい

高額教材セットの注意点

市場には数十万円の英語教材セットも存在しますが、高額であることが効果の高さを保証するわけではありません。まずは図書館・YouTube・低コストのアプリで試してみて、子どもの反応を見てから追加投資を検討することをおすすめします。「続けられるかどうか」が最大のポイントであることを忘れずに。

おうち英語を続けるコツと注意点

続けるための5つのコツ

1. 毎日のルーティンに組み込む

「英語の歌でおはようを言う」「お風呂上がりは英語の絵本1冊」など、日課に組み込むと続けやすくなります。特別な時間を作るより、既存のルーティンへの「追加」が成功の秘訣です。

2. 結果を急がない

おうち英語の効果は、数週間では実感しにくいものです。子どもの脳には「沈黙期(サイレントピリオド)」と呼ばれる期間があり、十分なインプットの後に突然アウトプットが出てくることがよくあります。2〜3年先を見据えて、焦らず継続しましょう。

3. 親も一緒に楽しむ

子どもは親の「楽しい!」というエネルギーに敏感です。英語が苦手でも、「一緒に覚えよう!」という姿勢が子どもの好奇心を刺激します。親が一緒にダンスしたり歌ったりすることで、子どもの取り組みへのモチベーションも上がります。

4. 強制しない

英語の時間を嫌がる場合は無理強いせず、別のアプローチを試してみましょう。義務や強制にしてしまうと英語自体が嫌いになるリスクがあります。「今日はやらなくてもいい」と気楽に構えることも、長く続けるための大切な考え方です。

5. 子どもの変化を記録する

英語で言えた単語、好きになった歌などを記録しておくと、積み重ねが可視化されてモチベーション維持につながります。SNSやノートに残しておくと、振り返ったときに成長を実感できます。

注意したいこと

  • 日本語をおろそかにしない: 英語に力を入れるあまり、日本語での読み聞かせや会話が減らないよう注意しましょう。日本語の基盤がしっかりしていることが第2言語習得の土台になります
  • 完璧主義にならない: 毎日完璧にこなすことより、長く続けることが大切。できない日があっても自分を責めないで
  • 子どものペースを尊重する: 英語に興味を持ち始めるタイミングは子どもによって異なります。他の子と比較せず、わが子のペースを大切に
  • 発達や言語の遅れが心配なときは専門家へ: 英語と日本語を同時に取り入れているなかで言語の発達が気になる場合は、かかりつけの小児科医や言語聴覚士に相談してください

まとめ

「おうち英語」のポイントを改めて整理します。

  • 始めるのに遅すぎる年齢はない。0歳でも、3歳でも、今日から始めてOK
  • まずはインプット(聞く・見る)から。英語アニメ・絵本・音楽を日常に取り入れるところからスタートする
  • 高額教材は必須ではない。YouTube・図書館・無料アプリでも十分なインプット環境を作れる
  • 親が英語が苦手でも大丈夫。ネイティブ音声のコンテンツを活用すれば、親の英語力は問題にはなりません
  • 日本語の基盤を大切にしながら、英語を日常の「楽しい習慣」として取り入れることが成功への近道
  • 継続が最重要。完璧を目指さず、毎日少しずつ英語に触れる環境を作り続けることが大切

おうち英語は一朝一夕で結果が出るものではありませんが、毎日の小さな積み重ねが子どもの英語力の土台を育みます。まずは今日から、お気に入りの英語の歌を1曲流すところから始めてみてください。

よくある質問

Q. おうち英語はいつから始めるのがベストですか?
A. 特定の「ベストな時期」はなく、0歳からでも、3歳からでも、始めた時が最適なタイミングです。乳幼児期は音の吸収力が高いため早いほど音感が育ちやすい一方、3〜6歳でも十分に英語感覚を養うことができます。大切なのは継続することです。
Q. 英語が苦手な親でもおうち英語はできますか?
A. はい、できます。英語絵本の読み聞かせCDや動画コンテンツ(YouTube Kids英語チャンネル、Netflixの英語キッズ番組など)を活用すれば、親が話せなくても質の高い英語インプットを子どもに与えることができます。親自身も一緒に楽しむ姿勢が、子どもの英語への好奇心を引き出す近道です。
Q. おうち英語をやりすぎると日本語の発達に影響しますか?
A. 日本語環境が十分に確保されていれば、英語を並行して取り入れても日本語の発達への悪影響はほとんどないとされています。ただし、日本語での会話・読み聞かせを大切にしながらバランスよく行うことが重要です。心配な場合は、かかりつけの小児科医や言語聴覚士に相談してみてください。
Q. おうち英語に必要な費用はどのくらいですか?
A. 無料コンテンツ(YouTube、図書館の英語絵本など)を活用すれば、ほぼ費用なしで始められます。英語絵本セットや英語DVDの購入、英語動画サービス(月額制)などを加えても、月1,000〜5,000円程度から取り組めます。高価な教材セットは必ずしも必要ではありません。
Q. おうち英語だけで英語が話せるようになりますか?
A. おうち英語だけで英語が「話せる」レベルになるかどうかは、取り組む量・質・期間によって大きく異なります。一般的には、英語を話す練習(アウトプット)の機会が少ないと、聞く力はついても話す力は伸びにくい場合があります。英会話教室やオンラインレッスンと組み合わせると、バランスよく伸ばすことができます。
↑